HOME >> インプラントの種類
インプラントの種類は1つだけではありません。
インプラントの種類は色々有りますのでインプラントにどのような種類があるのか。そしてどのような特徴があるのかを自身で把握しておきましょう。
まずインプラントの種類は以下になります。
・ストローマン(ITI) ・カルシテック ・POI
・アンキロス ・フリアデント ・3I
・スイスプラス ・スクリューベント ・プラトン
・フリアリット2 ・IATインプラント ・エンドポア
・IMZ ・GCインプラント ・Imtec
・バイコン ・リプレイス ・ノーベルダイレクト
・SPI ・マイティスアロー ・サルゴンインプラント
・AQB ・カムログインプラントシステム
など上記のようにこれだけの数のインプラントがあります。
歯科に全てを任せず、インプラントの種類も自分で選択したいとお考えの方は各インプラントの種類や特徴を把握しておく事をお勧めします。
歯科医が勧めるインプラントの種類を自身が把握する事によって、推奨するインプラントに対する医師の安全性の認識、知識、技術などを判断する事ができますからね。
インプラントの一つ「フリアリット2インプラント」は世界でも初となる歯根形態インプラントでこのインプラントの特徴は、単独での植立修復が可能な限り簡単にできるということです。
そしてインプラント周囲の軟組織の回復も審美的で、その形態も本来の天然歯根を真似たものであることから、噛み合せの際に力の分散も最適で更にその直径も隣り合う歯のスペースを修復する事で歯間乳頭が維持されます。
また天然歯根に似た形態であることから手術での危険を最小限に抑え、術後の仕上がりも違和感無く美しく仕上がります。
更に内部六角の構造体により安定性も高くなっています。
このようにフリアリット2インプラントは治療の幅も単独植立からオーバーデンチャーまで対応可能であり、その仕上がりも実に審美性に優れているのが特徴です。
ちなみにオーバーデンチャーとは、入れ歯の固定を目的とし4本から6本のインプラントを下顎の前歯の中央部に埋め込む治療の事を言います。
インプラントの種類の一つ「リプレイスセレクトインプラント(テーパード)」は、インプラント専門医の間では有名な「ノーベル バイオケア社」より発売され、このメーカーはインプラント治療では草分け的メーカーとも言われています。
そしてこのメーカーはブローネマルクインプラントで成功を収めましたが、これを更に改良したものがリプレイスセレクトインプラントです。
その特徴はスクリュータイプで以前のものと比べ、サイズはコンパクトに仕上がっています。
というのも以前のタイプは西洋人に適したもので、西洋人に比べ顎が小さい日本人で適応になる人は少なく、症例が限られていました。
しかしリプレイスセレクトインプラントであれば、顎の小さな日本人であっても対応できるとされています。
また形態も先細りであることからインプラントを埋め込む場所も理想に近いところに入れられ、手術後にかぶせる人口の歯のバリエーションが豊富ということもあり、他のインプラントと比較すると仕上がりはより美しくなります。
インプラントの種類の一つ「エンドポアインプラント」の最大の特徴は適応範囲が広い事が挙げられます。例えば今までのインプラントでは困難とされインプラントを諦めざるをえなかった人に対しても適応になります。
そしてインプラントの手術でもソケットリフトやGBRを取り入れることによって、インプラントが悪条件とされる人に対しても手術はされてきましたが、それでもこのような人に対しての手術は困難である場合が多いのです。
しかしエンドポアインプラントではこれらの問題を解決する事が出来ます。
表面に特殊なコーティングをすることで、通常のスクリュータイプと比べ表面積が約3倍あることから、例え短くても今までのインプラントより骨との接触部分が多いため維持力は従来型のインプラントと比べても引けをとりません。
そのためインプラントのサイズも従来型よりコンパクトでその分、手術を受けられる方の負担を軽減する事が出来ます。
また骨が無いためにインプラントを諦めていた人に対してもエンドポアインプラントでは治療が可能となります。
ザイブインプラント(Xive Implant)はドイツのフリアデント社より2004年2月に発売された最新のインプラントで、日本で正式に発売されたのは、同年9月。それ故臨床例が少ないのが現状です。
ですが今までのインプラントの欠点とも言える部分を克服したと言われています。
例えばフリアリット2インプラントのテーパーを減らす事でよりシリンダータイプに近づけ、スクリューの切れ込みを深くしたことで、骨への食い込みもよりしっかりとしたものとなっています。
そして結合部に関してはフリアリリット2インプラントと同様であることから互換性があり、インプラントの表面性状も新たに開発された「セルプラス」となっていることから骨との結合を早めるだけでなく、より強固に促進させてくれます。
またスクリューが大きくしっかりとしているセルフタッピング式であることから初期固定に優れ骨粗しょう症に近い骨であってもしっかりと食い込み、より確実な初期固定が実現する他、互換性のあるフリアリット2インプラント治療後に追加で治療が必要になった場合であってもスムーズに治療が可能とるインプラントです。
先ほどインプラントの表面性状が新たに開発された「セルプラス」になっていると説明しましたが、このセルプラスとはフリアデント社より開発されたインプラントの表面の性状の事を言います。
特徴は以下になります。
■短時間での活性前細胞の広がりと付着を実現させ、架橋構造を形成し、骨の初期治癒を促進する骨芽細胞の分化。
■骨芽細胞のインプラント表面への潤滑のための手引きとなるフェブリンの接着を機能的な潤滑性により促進。
■骨の形成を短期間(3日から8週間以内)で行うよう促進する事でインプラントのオステオインテグレーションが向上。
■骨の形成能の向上と、きちんとした骨構造で形成される骨が良質であると共に高い比率により骨とインプラントが接触する。
ザイブインプラントの表面性状の「セルプラス」には以上のような特徴があります。
この特徴を生かしたインプラントがザイブインプラントというわけです。
SPIインプラントはスイスのトーメン社で製造され日本で発売されたのは平成16年2月です。このインプラントは純チタン製、セルフタッピング式のインナーヘックスのスクリューインプラントで日本ではいくつかある新しいシステムのインプラントの一つです。
特徴はインプラントと骨との結合が容易で、初期固定にすぐれている事と、インプラントの本体とアバットメントの接合部のギャップが今までの数分の1とも言われる数ミクロンである事が挙げられます。
この点は非常に重要で、今までの2回法のインプラントシステムでは接合部の適合が悪いと長年使用し続ける事でネジが緩むことがありました。
しかしこのインプラントの接合部の適合が数ミクロンであれば適度にネジを締める事で緩む事はまず無いと考えられます。
このインプラントは日本でも症例数が少ないものの、他のインプラントのメーカー同様にきちんとシステム化されると今後主流になると考えられています。
ですがインプラントに精通していない医師が手術をするには少々困難で多少の改善が望まれるインプラントでもあります。
ブローネマルクインプラントが誕生したのは実は偶然によるものだったのです。
それはペル・イングヴァール・ブローネマルク博士が完全にチタンと骨が結合することを偶然にも発見した事から世界初のインプラントシステムが誕生しました。
そして世界初ということだけあってこのインプラントは他のインプラントに比べ最も臨床実績が長く、最も高い信頼性を誇るインプラントシステムと言われています。
また表面性状に関してはTRSからノーベルバイオケア社独自のタイユナイトへとなり、この独自の表面性状により従来のインプラントと比べ成功率は飛躍的にアップしました。
しかし独自の表面性状が開発されてからも様々なタイプのインプラントが発売されましたが、成功率の低いインプラントシステムもありその中には現在ほとんど使用されていないインプラントもあります。(ブレードタイプのインプラント)
もちろん同社のノーベルバイオケア社が開発したインプラントシステムであればブローネマルクシステムでなくともリプレイスセレクトでも、他社のインプラントでも問題無いとされています。
インプラントの治療で重要なポイントはやはり手術を行う医師の技術となります。
つまり十分な審査や診察をした上で正しい術式による手術がきちんとできるかどうかが重要ということです。
なのでブローネマルクシステムでは世界初という事もあって十分な実績がある分安心とされますが、実は他のインプラントと比較すると一番費用が高く高価なものとなります。
そして基本的にサイズも長めであることから、骨の厚み、高さなどによってはブローネマルクシステムによるインプラントが困難、または適さないケースがあり、この点がデメリットとなります。
そのため現在ではブローネマルクシステムと同じ会社によって発売されたリプレイスセレクトに置き換わりつつあり、これであれば値段も安くて済み、短めのインプラントですから日本人にも適応することができます。
ストローマンインプラントはITIインプラントと以前は呼ばれており、スイスのストローマン社により製造されました。そしてこのインプラントは1回法のインプラントとして代表的なもので、最近はストローマンインプラントと呼ばれるようになりました。
このインプラントの特徴は表面性状にありフクスチャー表面のSLAは製造した会社独自に開発され、この独自の表面性状にマクロラフネスとマイクロラフネスを与える事で骨との結合を促進します。
そのためインプラントの本体と骨とが結合するまで約6週間と短期間で上部構造の装着が可能となります。
またこの会社はインプラントの研究活動や生産管理などは世界でもトップクラスで、更にプラス20年以上の実績からITIインプラントの信用性は揺ぎ無いものとなっているのです。
そのため現在でもインプラントの研究活動にかける費用は世界一とされていることから、今後のインプラント界をリードするのはITIであると言っても過言ではありません。
スイスプラスインプラントはスイスと名前が付いていることからスイス製?と思われがちですが、実はこのインプラントイステムを開発したのはアメリカです。
では何故この名前になったのかというと、ITIインプラントがスイスで開発されたのですが、スイスプラスインプラントはこのインプラントを真似て作られ、本家のITIインプラントを超えられるようにとこの名が付けられたそうです。
そしてスイスプラスインプラントの表面はザラザラした性状になっています。
何故ならインプラントの表面にSBMブラスト処理を施しているためです。
そうすることでオッセオインテグレーションと呼ばれる骨との結合を促進します。
そのためスイスプラスインプラントでインプラントの治療を行うと、治療する期間も比較的短期間で済み、場合によっては治療後すぐに加重することもできるインプラントシステムなのです。
アストラ(アストラテック)インプラントはスウェーデンのアストラテック社により製造されました。この会社はブローネマルクインプラントも開発し、アストラインプラントはブローネマルクインプラントを改良したものです。
そしてこのインプラントの特徴は表面性状です。このインプラントの表面はタイオブラストと呼ばれる粗面に加工されています。
そこでタイオブラストとは、フィクスチャー表面に二酸化チタンの粒子を吹き付け、その表面をブラストにする事を言います。
このような表面にすることでインプラントと骨が結合する面積が増えるわけです。
そのためインプラントを早期に固定する事が出来るだけでなく強度もアップされることから、現在インプラントの中では評価されつつあるようです。
POIインプラントは日本最大のインプラントメーカー、日本メディカルマテリアル社により製造され、この会社は京セラとコベルコの合併により作られた会社です。
日本のインプラントシステムの中で最も古いものでもあります。
そして国産で製造されている他のインプラント全てにおいて言えることは値段が安いということです。例えば海外のインプラントであれば1本につき約30万から50万円しますが、国産のインプラントであれば約10万から30万円程度です。
しかし国産のインプラントと海外のインプラントの実績を比較すると国産のインプラントが劣るだけでなく、POIインプラントの問題点は審美性の回復にあります。
ですが新タイプのインプラントを開発することでこの問題点は改善されました。
このように今後日本のインプラントもインプラント競走が激しくなるにつれ、各社独自のインプラントが開発されていくと考えられます。
3iインプラントはアメリカで製造されているインプラントで、製造元のアメリカではシェアナンバーワンのインプラントでこのインプラントの特徴は何と言っても特許取得の表面性状「オッセオタイト」にあります。
この表面性状は粗造構造となっておりそれは微小均一であることから、微細な突起と突起の隙間にフェブリンの束が絡まる事でクロット付着が創り出される結果、インプラントと骨とが結合するオッセオインテグレーションが促進されるのです。
また一般臨床施設研究で行われた臨床評価は97.2%と高い確率が5年平均の成功率で出ています。更に不良骨の人に対して行われた場合でも98.6%と高い割合で成功しています。
そのため3iインプラントは不良骨の部位の治癒実績が唯一改善されたインプラントとされFDAで認められているものの、日本で馴染みの無いインプラントシステムであることから歯科医院で使用しているところはほとんど見受けられません。
カルシテックインプラントはアメリカのカルシテック社により製造されたインプラントでHAコーティングがされているインプラントです。
ちなみにHAとは「ハイドロキシアパタイト」の略です。
このインプラントのコーティング、HAは骨の無機質の大部分を占め、インプラントの表面にこのようなコーティングをすることで、インプラントと骨との結合オッセオインテグレーションを促進します。
そしてオッセオインテグレーションを促進する事こそが、HAコーティングの狙いでもあります。またこのコーティングには構造上からある問題点があります。
しかしカルシテックのHAコーティングは独自の技術によりその問題点は報告されていません。
またスレッドタイプに関しては、セルフタップ様式だけがHAコーテッドインプラントとなります。
ちなみにこのコーティング技術をMP−1と言い、そのHA結晶構造は97%となっています。
プラトン(プラトンバイオ)インプラントは日本製のインプラントシステムで、日本の歯科医師や企業や大学などが協力し合って開発されました。
そしてこのインプラントはブラスティングと酸エッチング処理が施された表面性状となっていることから、インプラントの表面のデコボコが均一になっています。
そのため酸化膜の形成も安定し、インプラントと骨との結合オッセオインテグレーションを促進します。
しかし最近になってインプラントの表面にHAコーティングが施されたインプラント、プラトンバイオインプラントが開発されたとのことです。
このように国内のインプラント企業もあれこれと改良を重ね頑張っているのですが、海外の主要のインプラントメーカーと比べるとまだ少し劣る部分があるようです。
AQBインプラントは国産のインプラントで製造元はアドバンス社です。
このインプラントを使用する場合の手術は1回法によるもので、治療期間は約2ヶ月ということから患者への負担が少なくて済むのがこのインプラントの特徴です。
そしてこのインプラントが発売開始されたのは1994年ですが、2006年までの12年間で110倍もの販売実績となっています。
その要因にはやはり値段が安いことや負担が軽くて済むということが挙げられるようです。
またこのインプラントの材料は純チタンと再結晶化ハイドロキシアパタイトから出来ており、骨の成分の一つでもあるアパタイトはインプラントと骨とが直接結合する生体親和性に優れています。
このように手術が1度で済む事や、治療後物を噛めるようになるまでの期間が2ヶ月と短期間で歯が回復することなどが患者さんが受ける心身的負担を軽減しているインプラントなのです。
バイコンインプラントは、臨床実績が20年。研究開発実績が35年と長い歴史のあるインプラントシステムです。そして1.5°ロッキングテーパーと呼ばれ細菌が侵入するのを防ぎ、更に回転方向を選ばずに位置決めできるアバットメントなどがあります。
また通常使用するネジも使用されておらず、セメントやスクリューが不要ということでネジを必要としない分、摩擦力を利用します。
そして必要があればアバットメントを装着した後でも形態の修正が可能となります。
その他にもフィクスチャーの表面処理に関しても「処理なし」「チタンプラズマコーティング」「ハイドロキシアパタイト」これら3種類有り、メンテナンスも容易です。
このようにバイコンインプラントはバイコン独自のシステムが数多く取り入れられている他、更に手術の時間も短時間で済むなど患者さんに優しく且つシンプルなシステムであることから、選択肢がたくさんあるインプラントシステムであると言う事ができます。
IATインプラントは日本の石福金属興業社で製造されている国産のインプラントで、インプラントで基本的なシステムがそのまま受け継がれていますので非常に安心感のあるインプラントでもあります。
そして天然の歯と機能的に変わらない人口歯を目指すため石福金属興業社の技術が集結され開発されたインプラントで、施術の安全を確保するため全工程を体系化することで操作性にも優れています。
また最新加工技術で製造されたこのインプラントは高性能、高品質というだけでなく、補綴(ほてつ)処置の面でも単独欠損や部分欠損だけでなく、無歯顎と適応の幅も広く更に噛み砕く機能や審美回復を期待する方に対しても対応できます。
このようにIATインプラントはインプラントの基本的な部分を受け継ぎ、施術の全工程を体系化することでその操作性や安全性に優れているだけでなく、補綴処置も幅広く対応できるインプラントとなっています。
アンキロスインプラントはフランクフルト大学のネトンヴィック教授とチューリッヒ大学のモーゼル工学博士によって開発されたインプラントシステムです。
そしてこのインプラントの表面はサンドブラスト処理が施されているラフな仕上がりとなっている事で、上部構造体に負担が掛ってしまう段階に吸収される骨を減少させることができると臨床研究で証明されました。
またこのインプラントでの治療後に歯肉の退縮が起こったケースは全症例中わずか2%ということからもインプラント周囲の軟組織の安定が図られるという特徴があります。
このインプラント周辺の軟組織の安定性によって審美性が確保できるかどうかが決まり、審美性が確保できなければ残るのは咀嚼機能のみということになってしまいます。
アンキロスインプラントでは歯茎の自然なラインを維持することが出来るインプラントなのです。
インプラントは大抵ドリルでインプラント窩と呼ばれる穴を開けてそこにインプラントを植立しますが、ドリルを使用しなくて済むインプラントがあります。
それは「OAMインプラント」です。
ドリルで穴を開けて行われるインプラントの欠点に恐怖心の強い方や高血圧の方に対して手術が困難であることがありましたが、2006年1月にこれらの方に対しても手術が可能となるドリル無しで手術ができるインプラントが考案されたのです。
しかしこのインプラントは通常のインプラントの手術に比べ多少時間がかかります。
ですが恐怖心の強い方などにとってはまさに喜ばしい知らせとなりました。
またこのインプラントは骨を拡げる効果があることから骨を増やすための手術も不要となります。
更にOAMインプラントによる手術ではは幅を拡げるだけでなく骨密度も上げることもできることからインプラント手術の適用幅も広がります。
このようにOAMインプラントは怖がりな人であっても安心して手術を受けられるだけでなく、骨に対しても様々な効果がある嬉しいインプラントなのです。
ドリルを必要としないOAMインプラントの手術の手順は以下になります。
1.インプラントを埋め込む部位にマーキングするため直径0.3mmのドリルを使用し印を付けますが、ドリルが使用されるのはここだけで負担もさほどありません。
2.歯の根を治療する専用の器具を用いて必要な分骨に穴を開けますが、麻酔も効いており振動もありませんので全く何も感じる事無く終わります。
3.オーギューメーターと呼ばれる器具で2.で開けた穴をゆっくりと拡げていきます。この時に骨の幅、骨密度が同時に上がりますので骨を増やす手術が不要となるのです。
4.インプラントのサイズに合わせて穴を拡大し続けます。
5.インプラント本体を穴に埋め込んで手術終了となります。
以上がOAMインプラントの手術の手順となります。
しかしこのインプラントが適用される人とそうでない人がいます。
そのため望む全ての人がOAMインプラントが適用になるとは限りません。
ちなみに適用にならないケースは極端に骨密度が高く「D1」とされる方です。
このような方には従来通りドリルを使用しなければなりません。
インプラントの種類を数々紹介してきましたが、その中の4つのインプラントは「四大インプラント」と呼ばれ臨床実績、研究共に世界でもトップクラスであると言われています。
そこで四大インプラントは以下になります。
・ブローネマルク
・ストローマン(ITI)
・アストラテック
・スイスプラス
これら4つになります。
現在では一般的な治療の一つとしてインプラントが定着しつつありますので、昔のように成功率が極端に低かったりのようなものは使用されなくなっています。
ですが、数あるインプラントの中でも上記に挙げた4つに関しては臨床実績も長いなど信頼できる要素もあることから特に信頼できるインプラントであると言って良いのではないでしょうか。
先ほど四大インプラントとしてご紹介しましたが、その中のブローネマルクインプラントに関してはリプレイスセレクトに最近取って代わられつつあることから、将来的に四大インプラントが変わる可能性があります。
そこで将来の四大インプラントは以下になります。
・リプレイスセレクト
・ストローマン〈ITI)
・アストラテック
・スイスプラス
これら4つが将来の四大インプラントとして主流になるのではないかと思われます。
しかしどのインプラントであっても、「絶対にコレがお勧め」というものはありません。何故なら各インプラントシステムそれぞれに違った特徴があり、治療を受ける人の状態、部位によって最適とされるインプラントが異なってくるからです。
そのためいくらそのインプラントの性能や特徴が優良であるからといって、それが全ての人に最適であるとは限らない以上、自分に合ったインプラントで治療する事が最善のインプラント治療ではないでしょうか。
インプラントの種類にリプレイスセレクトというものがありますが、このインプラントは前歯の審美性を重視したい時に最適なインプラントです。
そしてITIインプラントは1回法用ですから手術が1度で済むというメリットを持っています。インプラントのほとんどが手術を2度要するため、ITIインプラントのメリットはかなり嬉しいものではないでしょうか。
しかしこれらいずれのインプラントを選択するにしても高度な知識を要します。
きちんとした精密検査をした上で歯科医が判断することになるため、これらについては自分で「このインプラントがいい」とは言い難いですね。
このようにインプラントの種類は豊富にあり、自分が治療を受ける歯科医院で複数のインプラントを使用しているところの中には、各インプラントの特徴やメリット、デメリットをきちんと説明し患者さんにどのインプラントで治療を受けたいかの選択をさせてくれるところもあるようです。
そのためインプラントの治療を受ける前に各インプラントの特徴を自身で把握しておきましょう。
インプラントは何も最新のものが一番優れているとは限りません。
各インプラントには特徴があり、見た目が似ていたり、開発時のコンセプトが全く異なるものなど様々あります。
そこでインプラントの特徴をそれぞれ把握し、自分に最適と思われるインプラントはどれですか?と聞かれたら自分で「これが良い」と選択できますか。
実際にそれは難しいですよね。
しかし私たちがいくらインプラントの特徴を把握したとしても、実際に治療をする歯科医師でさえ、その人にとって最良のインプラントを選択することは無理なのです。何故なら今現在全てにおいて完璧と言えるインプラントが存在しないためです。
また最新のインプラントが開発され発売されたとしても、数年もしないうちに姿を消すインプラントも無いわけではありません。
そのためインプラントの機能をより長く維持させたいのであれば、自分の体の一部となることからも慎重に選ぶ必要があると言えます。
インプラントを選ぶ時の基準をいくつかご紹介します。但しあくまでも個人の見解であることから、参考にする程度にしてください。
まずインプラントを選ぶ最初の基準はやはり成功率が長期に渡って高いことが上げられます。そして次に臨床データ、論文などが豊富にあり研究されたものであることです。
更にインプラントを製造している会社の規模が小・中規模ではなく、これから先長年に渡って供給し続ける事のできる世界規模であることや、仕上がりの機能性や審美性、フェイル・セーフ機能が備わったインプラントなのか。などが挙げられます。
これらをインプラントを選ぶ基準として参考にしてみてはいかがでしょうか。
というのも天然歯であれば外傷などで強い力が加わると折れる事で力を逃すことはできますが、インプラントを埋め込んだ場合にはそうはいきませんよね。
そのためインプラントを選ぶ時には上記のように何かあったときに、自分の顎の骨を守ってくれる設定になっているものを選ぶのが最良だと思われます。